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毎年、インフルエンザは多かれ少なかれ猛威を振るいます。正直、インフルエンザが流行りだす時期になると凹みますよね?
今年のインフルエンザは何型なの?良く効くフレーズです^^;
小さいお子さんをお持ちのママは、かなり神経質になる時期です。風邪などと違いインフルエンザは予防薬や治療薬があるので早めに受診さえすれば安心と言いますが、それでも気がきじゃないと思います。
でも、予防や治療のために使った薬で副作用が出てしまうとそれはそれで心配です。イナビルなどの吸引薬は稀に下痢や悪心を訴える人もいますが、それでも副作用が弱い薬です。
タミフルに比べ副作用が少ないと言われているイナベルですが、他にも気になることがあるのでまとめて見ます。
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イナビルですが、このお薬は吸引薬です。対象は3歳以上の子供でリレンザが5歳以上なのに比べるとそれより多くの子供が使えます。
使い方は簡単!だけど、リレンザに比べると吸い込めたか心配かもしれません。リレンザと同じように1回に2回吸引します。容器を左右にずらして片方ずつ吸い込むんです。最初これが戸惑います^^;
そして、治療で吸引した場合の持続期間は約5日。で、予防のための吸引ですが、その場合の持続期間は約10日間になります。
また、イナビルやリレンザなどの予防薬は一緒に住む家族などにインフルエンザ発症者がいる場合は病院で処方してもらえますが、その場合、保険適用にならないので全額自己負担なので少々お高くなります。
ちなみに、数年前は10歳未満の子が予防で使用するのはNGでしたが、28年度からOKになりました。10歳以上の人が予防で使う場合は1日1回40mgか2日にかけて1回20mg吸い込みますが10歳未満は1回で20mgです。
では、他にあるインフルエンザの薬とその違いを見てみましょう。
タミフルという薬は有名ですね。ひと昔前の抗インフルエンザ薬と言えば主流だったと思います。その後に出てきたのがリレンザ、ラピアクタ、そしてイナビルです。選択肢が広がっています^^
どの薬も発症から48時間以内や早め(ウイルスは約48時間でピークになる)に服用しないと充分な効果を得られにくいというのは同じですが違いはあります。
まぁ違いと言っても内服か?吸引か?点滴か?と対象年齢はいくつから?服用回数といったとこです。それをまとめてみました。
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どの薬もA型・B型インフルエンザに効果的とされていて、予防にはタミフル・リレンザ・イナビルの3種類が使われます。
では、同じ吸引タイプのリレンザよりイナビルがおすすめな理由について触れてみます。
まず有名なタミフルがおすすめじゃない理由ですが、タミフルに耐性を持つウイルスが存在するからです。この場合タミフルを飲んでもインフルエンザが治らないということになります。
しかし、イナビルなどには耐性ウイルスを持つインフルエンザウイルスが存在しないのでタミフルよりも効果が高いんです。
で、イナビルがおすすめな理由ですが1番はズバリ治療も予防も1回の服用で済むことです。正確に言うと年齢によって使う量が違いますが1回で完了するのは同じです。
予防で使用すると自己負担ですが、値段はリレンザより若干高い程度です。でも、1回で終わるので忘れる心配がないのでおすすめだと思います。
子供に使わせる場合、パウダー状の薬なので全部吸いきれてるか心配になると思いますが、イナビルは半分も吸い込めば効果が充分とも言われているのでこの点でも安心ですね。
副作用ですが、リレンザやイナビルなどの吸入タイプは比較的副作用が出にくいと言われています。
それでも、リレンザの主な副作用として下痢や頭痛、発疹、鼻の炎症や鼻血、悪心、嘔吐、視覚障害などの副作用が報告されています。
イナビルだと下痢や悪心、GPTの上昇、胃腸炎です。比較的、副作用の出にくい薬だそうです。ただ、重大な副作用としてショックやアナフィラキシー反応が現れることがあるので、どちらも服用後は注意が必要です。
いかがでしたか?タミフルを服用し異常行動により亡くなったというニュースで見たのも記憶に新しいところだと思います。
厚生労働省いわくタミフル以外のリレンザやイナビルを服用した場合も異常行動があったと発表しています。ところが、薬の副作用じゃなくインフルエンザによる意識障害が原因という結論が出ているそうです。
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インフルエンザの治療で使うときは、何を使おうが周りの人が充分気を付けることが大切だと思います。