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数あるオイルがあるけどMCTオイルって知ってます?中鎖脂肪酸100%のオイルのことです。ダイエット効果があると話題になってますね^^
中鎖脂肪酸は英語でMedium(ミディアム)Chain(チェーン)Triglyceride(トライグリサライド)と言ってそれぞれの頭文字をとってMCTオイルと言います。
普通、油脂は太ると思いがちですが、このオイルは痩せるんですって!
中鎖脂肪酸はエネルギーを作る働きがあって、このエネルギーをケトン体と言います。簡単に言うと脂肪がケトン体になってエネルギーとなり燃えるから痩せるんです。
ちなみに、中鎖脂肪酸は母乳やココナッツオイルなどにも豊富に含まれている成分です。身近なところだと牛乳にも含まれています。
でも「MCTオイルは危険だ」と言う人もいます。その理由にはいくつかあります。
MCTオイルの特徴や効果、危険と言われる理由や摂らない方がいい人もいるみたいなのでMCTオイルについてシェアします♪
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まず特徴ですが、MCTオイルの成分は100%中鎖脂肪酸なので中鎖脂肪酸の特徴になります。
中鎖脂肪酸は体内に入っても吸収、分解が早くすぐエネルギーになるので太りにくいんです。
同じ飽和脂肪酸で長鎖脂肪酸の牛脂や落花生油(サラダ油)に比べると、その速さは10倍とも言われています。さらに、体内に溜まった脂肪まで燃やし減らしてくれる効果もあるんです。
そのカギを握るのが、中鎖脂肪酸が合成されて出来る第2のエネルギー源ケトン体です。
体内では糖質が優先的にエネルギーとして燃え、その糖質エネルギーが不足してくると脳が反応して食欲が沸くんです。が、他のエネルギーがあると食欲が抑えられるんです。
そのエネルギーが中鎖脂肪酸が作るケトン体です!
それともうひとつ、中鎖脂肪酸はコレステロールの値をほとんど上げません。油脂は体内でコレステロールを上げ脂肪を増やしますが中鎖脂肪酸は脂肪を増やさないんです。それどころか、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす効果もあるんです。
過剰なコレステロールは酸化して様々な生活習慣病の元となる動脈硬化の原因になりますからMCTオイルを摂取すると心臓病などのリスクも軽減されます。
また、中鎖脂肪酸は血液中の糖尿病予防ホルモンのアディポネクチンを増やしてくれることが明らかになっているのでMCTオイルは糖尿病などの生活習慣病予防にも効果が期待されています。
この3つがMCTオイルの効果です。次に危険と言われる点に触れてみます。
痩せすぎちゃうから?いや違います。これには、いくつかあって、まずは発煙点です。簡単にいうと高温に弱いということです。
オイルを高温で加熱し続けると煙が出ます。この煙が発生する温度を発煙点といいますが、MCTオイルの発煙点は非常に低いんです。
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油の温度が上昇すると発火しますよね。これも危険と言われるひとつですが、それよりも煙に含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)が危険なんです。
多環芳香族炭化水素(PAH)とは、油脂などが不完全燃焼すると発生する発癌(はつがん)性物質のことですから、これは危険です。
天ぷらなどに使う精製された油脂の発煙点は高いんですが、MCTオイルは150℃以下で発煙しちゃうんです。危ないですよね^^;
他に副作用もあります。消化吸収が早いMCTオイルは、そのまま飲んだり一回分の摂取量が多すぎると下痢を起こすと言われています。稀に嘔吐や吐き気、胃腸障害を引き起こす可能性もあるそうです。
ただ、100%天然のMCTオイルは多くの人にとって安全だとも言われていますので使い方だと思います。使ってみて体に合わないときは止めときましょう^^
次に、MCTオイルをおすすめしない人について触れてみます。
MCTオイルは脂肪を分解すると言われてます。これはケトン体の働きですが、血中に大量のケトン体が余るとケトーシスと呼ばれる状態になるそうです。
すると、インスリンが不足した1型糖尿病やインスリン依存型2型糖尿病の人は、ケトアシドーシス(ケトン酸血症)という血液のpHが酸性に傾いた状態になり、この状態が続くと意識不明になっったり、最悪、帰らぬ人に・・・なんてこともあるんですって。
また、肝硬変や肝炎、肝癌などの重い肝臓病を患ってる人がMCTオイルを摂取してはダメだそうです。MCTオイルは、いち速く肝臓に届き肝臓に過度のストレスをかけるからです。
主な肝臓の機能は、脂肪分解なので余分な脂質(脂肪)を大量に体内に取り込むと肝臓を無理やり働かせ、結果的に機能を弱め肝不全になっちゃう可能性もあるんですって。
ということで、重い糖尿病や肝臓病を患ってる人はMCTオイルを摂らない方がいい=危険ということになります。
しかし、先に紹介したとおり健康な人が糖尿病などの予防のために摂るのはおすすめです^^
いかがでしたか?
ココナッツオイルブームのとき中鎖脂肪酸が取り上げられましたが、ココナッツオイルに含まれるのは約60%!
参考までに⇒ココナッツオイルと中鎖脂肪酸
MCTオイルはその名のとおり100%です。
ココナッツカレーが認知症に効果が期待されてますが、同じくMCTオイルとカレーも認知症に効果的だとか^^
ケトン体とカレーのスパイス、クルクミンとターメリックの作用だそうです。
また、痩せたい人は糖質制限ダイエットと組み合わせるとケトン体質になってより痩せるそうです。
ただ、難点はMCTオイルは高価ということです。中鎖脂肪酸の含有量は少し減るけど強力な抗酸化物質トコトリエノールを含む美容にもおすすめなココナッツオイルがいいかも^^
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