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ココナッツオイルは危険?エキストラヴァージンなら安全?真相は?

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話題のココナッツオイル!なぜか危険という声もチラホラ聞こえます。

流行ったのは数年前ですが、まだまだブームは続いてるみたいでカルディやコストコなどの輸入食材店は勿論ですが、スーパーでもコーナーがあったりします。

ミランダ・カーさんがブームの火付け役なんて言われていますが、危険なものが流行り続けてるってのもおかしい話ですよね^^;

そこで真相?を調べてみることにしました。

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ココナッツオイルの効能は脂質にある!


まずココナッツオイルの効能です。流行った理由ですね^^

この効能ですが、脂質にあると言っても過言じゃありません。

ココナッツオイルの主成分は脂質(脂肪酸)の飽和脂肪酸です。そのなかでも中鎖脂肪酸が多く含まれています。

なんと!ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は60%以上です!これが身体にとてもいいんです。いいはずです!

だって中鎖脂肪酸は吸収分解が早く脂肪になりにくい特徴があり長鎖脂肪酸に比べるとそのスピードは10倍とも言われてます。

しかも、動物性脂質の燃焼を助け、さらに体内の脂肪も燃やす優れもの!

人の身体はうまく出来ていて、体内で最初に燃焼されるエネルギーの糖質が不足すると空腹を感じ補給するように出来ています。

でも、中鎖脂肪酸が肝臓で分解されてできるもう一つのエネルギーケトン体が糖に替わるエネルギーになることで空腹感を感じなくなるわけです。もうお分かりだと思いますが…

そうです!痩せやすい体質を作ってくれるんですね^^

それだけじゃありません。中鎖脂肪酸のひとつラウリン酸ですが、免疫力を高めるだけじゃなく抗炎症作用や抗菌作用もあって、風邪やインフルエンザ、ヘルペスや黄色ブドウ球菌、アクネ菌などに効果があると言われてるんです。

それに、脂質以外にもビタミンEや食物繊維が豊富なのでアンチエイジングや便秘解消にも効果的です。痩せるだけじゃなく美容と健康にいいのがココナッツオイルです。

もし、中鎖脂肪酸だけに注目するなら100%中鎖脂肪酸のオイルMCTオイルというのもあります。

MCTオイルダイエットなんてのも最近チラホラ見かけますからね^^

飽和脂肪酸の種類と働き

飽和脂肪酸には短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の3つあり、それぞれに特長があって、

  • 短鎖脂肪酸・・・ミネラルの吸収 エネルギー代謝
  • 中鎖脂肪酸・・・脂肪の燃焼 生活習慣病予防 抗酸化
  • 長鎖脂肪酸・・・抗酸化 抗菌

それぞれを多く含むものが、

  • 短鎖脂肪酸・・・バター チーズ 酢
  • 中鎖脂肪酸・・・母乳 ココナッツオイル パーム油
  • 長鎖脂肪酸・・・牛脂 豚脂

長鎖脂肪酸の過剰摂取は脂肪を蓄積させてしまうのであまり良くないと言います^^;

ココナッツオイルが危険?理由と真相!


では、ココナッツオイルが危険と言われる理由に触れていきたいと思います。

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ココナッツオイルの水素添加

まずはココナッツオイルの水素化です。

水素化とは品質を安定化させるために水素を人工的に添加することです。ポテトチップやジャンクフード、アイスクリームに添加されてる植物性油脂がこれにあたります。

何が危険なのかというと人工的に作り替えた植物油脂にはトランス脂肪酸という有害物質が含まれてることです。

トランス脂肪酸を過剰に摂ると、血中の悪玉コレステロール(LDL)が増え、善玉コレステロール(HDL)が減ることが分かっています。

これを日常的に過剰摂取すると心臓病のリスクが高まるんです。最近だとマーガリンが危険と聞いたことがあると思いますが、この理由からです。

ただ、ココナッツオイルを水素添加したもの(ヤシ硬化油)は工業用に加工されたオイルなので、市場に出回ることは殆んどないと言われています。

まずこれが危険と言われる理由のひとつだと思います。

ココナッツオイルは環境ホルモンが?

次に、ココナッツオイルにはダイオキシンに似た環境ホルモン作用があって5αリダクターゼ(性ホルモンの代謝)を阻害してしまうという説です。

簡単に言うと、ココナッツオイルに含まれる成分が男性ホルモンの働きを乱すから過剰に摂っちゃダメだよ。というものです!

5αリダクターゼは、男性ホルモンのテストステロンを全身に活力を与える強力なジヒドロテストステロンに変換する酵素のことですが、人間の生殖器の成長に密接に関わっています。

なので、ジヒドロテストステロンが阻害されると不妊や精子異常、性同一性障害などにも…なんて言われています。

逆に、このホルモンが働きすぎるとAGA(ハゲ)になるなどデメリットもある男性ホルモンなんですけどね^^;

ただ、5αリダクターゼを阻害する成分は日本人に馴染みの深い白米や緑茶、大豆もなんです。ココナッツオイルよりも明らかに多く摂取してるものばかり!これをどう捉えるかです^^;

これがもうひとつの理由だと思います。

ココナッツオイルの選び方♪


危険と言われるこれらのことを考えるとココナッツオイルの選び方が大事になってきます。

まず選ぶなら精製されてないエキストラヴァージンココナッツオイルで、さらにオーガニック製品がおすすめです。

精製されたものは、不純物が取り除かれてる変わり味も香りもなく栄養も少なくなってるものが多いです。けど、それだけじゃなく、トランス酸が添加されてたりラウリン酸が除去されてるものが多いそうです。

  • エキストラヴァージンを選ぶ。
  • 無農薬のオーガニックのものを選ぶ。
  • コールドプレス製法のものを選ぶ。

最後に

いかがでしたか?

ココナッツオイルが危険と言われる2つに触れてみましたが、水素添加されたものを健康のためにわざわざ選ばないだろうし、環境ホルモンにしても「じゃぁ主食のお米はどうなの?」となっちゃいますよね。

まだそんなに研究報告のないココナッツオイルも他のオイルみたいにどんどん研究されれば色々なことが明らかになってくると思います。

それより精製されてないオーガニックのエキストラヴァージンオイルを選び、健康のためとは言え飲む量や使う量を程ほどにしとけばいいんじゃないでしょうか^^

今のところココナッツオイルで健康被害がでた!なんてニュースは目にしないし、これだけブームが続いてるんですからそれほど危険はないんじゃないかと思います。

私はココナッツオイルの甘い香りも味も好きだからここ数年使い続けてます。ココナッツカレーもココナッツジュースも好きでよく食べたり飲んだりします。だけど何ともないです。健康だし便秘が解消できたしいいことばかりですけどね^^

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