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口腔内の細菌の集まりが口内フローラです!口内の細菌は病原菌やウイルスの侵入を防ぐ最初の砦です。
腸内フローラと同じように善玉菌、悪玉菌、日和見菌があって健康を維持するために大切な働きをしています。が、バランスがとれてたらの話です^^
バランスが乱れると嫌な口臭の原因にもなるし、崩れると歯周病や虫歯から悪玉菌が体内に回り、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の原因にもなるんです。怖いですね^^;
ちなみに、腸内フローラの悪玉菌が増えても体内にはほとんど回りません。すぐに血管に入ることなく肝臓で解毒してくれます。
が、口の中はそうはいきません。虫歯や歯周病から血管に入り、すぐ体内に回ります。しかも、そのスピードは約1分半と超早いんです!
すると、悪玉菌は血管を詰まらせ動脈硬化を引き起こし糖尿病や生活習慣病などの引き金になっちゃうんです。
身体をウイルスや病原菌から守る口内フローラについてシェアします♪
口内フローラはバランスが大事!
ところで、口内フローラのバランスの良い状態わかります?それは当然ですが善玉菌が多い状態です。
口内フローラは細菌の集まりで約700種類100億個ほどあると言われています。
健康な人は、この細菌の割合が日和見菌75%善玉菌15%悪玉菌10%のバランスになっているんです。このバランスが大事なんですね。
ただ、厄介なのが日和見菌で字のごとく日和見は「優柔不断」のことで多い方に化ける特徴があります。だから「バランスが崩れる=悪玉菌が多くなる」と日和見菌は悪玉菌になっちゃうんですね。
こうなると最悪です。悪玉菌が全身に行き渡り酷くなると動脈硬化や糖尿病、関節リュウマチ、妊婦さんなら低体重時出生や早産になる可能性もあるんです。
それを防ぐために、口内フローラのバランス維持が大切になります。ということで、次に善玉菌を増やす、維持する方法に触れていきます♪
口内フローラを増やすには
この口内フローラを増やす方法は簡単です。唾液の分泌を良くすることです。で、その方法ですが「よく噛む」ことになります。簡単でしょ?普段からガムを噛むのもアリです。
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他には玉ねぎを食事に取り入れるというのもあります。玉ねぎに含まれるケルセチンが唾液量を増やすと研究結果で明らかにされているんですね。
また、口の運動も効果的です。例えば「あ」「い」「う」「べ」や「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音してみます。これだけで唾液の分泌が良くなるのでやってみましょう。これは世界一受けたい授業の口内フローラ特集でもやってました^^
口内フローラのバランスを維持するには
日和見菌を悪玉菌にしないためには、バランスの良い食事を摂ることが大事です。野菜を多く脂っぽい物は控えるだけで善玉菌が増え悪玉菌が減ります。
また、普段から漬物やキムチにも多く含まれる乳酸菌を摂るのも効果的です。
母乳やミルクしか飲めない赤ちゃんは口内フローラのバランスが良いんですが、ミルクには善玉菌しか存在しないからだそうです。そう!乳酸菌が大事なんですね。腸内フローラと一緒です!
あと、ココアや緑茶を良く飲むようにしたり、食後にお茶でうがいするだけでもカテキンとフッ素が悪玉菌を増やさないようにしてくれます。
口内フローラを増やすには
- 唾液を出す!
- 食事はよく噛む!
- 歯磨きをする!
- 口内を乾かさない!
- ビタミンAとDをとる!
- キムチなどで乳酸菌を摂る!
- 緑茶やココアを飲む!
最後に
いかがでしたか?口内バランスって大切だけど増やしたり維持するのはそれほど難しくないと思いません?
口内フローラのバランスを保てば健康も手に入り、口臭も改善できたりと良いこと尽くめです。
ちなみに、普段主食で食べてる白米も口内フローラのバランスを崩すみたいですよ。これは糖質が分泌されることで血糖値の上昇し菌のエサになりやすくなるのが原因のようです。悪玉菌が増えるんですって。
食べるなら、雑穀米にするか玄米にしましょう。ようは血糖値をあげにくい食べ方をすればいいんだと思います。低GI食品のパスタもおすすめです^^
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どうしてもご飯を食べたいなら冷やして食べてみましょう。糖質のデンプンがレジスタントスターチに変わり血糖値の上昇を揺るやかにしてくれます。