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丹後半島の伝統料理で冬の保存食として昔から食べられてきたそうです。
本格的なものは1年くらい糠床で寝かすんだとか・・・
ちなみに、家庭でも作れるみたいですよ^^
食べ方は、そのまま食べる方法と焼くとかお茶漬けにするだとかいろいろ紹介されています。
鯖のへしこが気になったので食べ方と栄養を調べてみました♪
へしこは糠漬けのこと!鯖以外に鰯やイカでも^^
“へしこ”この言葉の意味が分からなかったので調べてみると・・・
干塩(ひしお)のなまり言葉だそうです。干塩は魚を塩漬けにしたときに出る水分(出汁)のことです。
へしこは、鯖や鰯の他、イカなどいろいろな海の幸を糠漬けにすることですが、鯖のへしこが有名です。
糠で漬けることで乳酸菌が豊富な食べ物になります。しかも、漬物と同じで日本人に馴染みの植物性乳酸菌です。
最近、この植物性乳酸菌が健康に良いってことで再び注目されています。
あまり海の幸を糠漬けにすることは無いと思いますが、野菜には無い栄養が摂れるのでアリかもしれません。
真空パックになったものが売られていますが、買うとなるとやや高めです。それなら新鮮な鯖や鰯、アジが手に入ったら自家製さしこにチャレンジしてみてもいいかもしれません^^
へしこの食べ方を少し紹介します^^
鯖へしこは、糠を落としてから好みの大きさの切り身にして、焼くのが一般的な食べ方です。
販売店のサイトを見ると分かりますが、鯖へしこを生のまま食べる方法も紹介されています。
生と言っても、糠漬けなので純粋の生じゃありませんけどね。でも、刺身と書いてあったような^^;
鯖へしこは一度塩でしっかり漬けるのでかなりしょっぱいです。
好きな人は、いいのかもしれませんが血圧が気になる人や初めて食べる人は、糠を落としたあと水洗いして水気をしっかり取るといいと思います。
もちろん、この場合は日持ちしなくなるので早く食べることになります。
そのまま食べる場合は、しめ鯖と同じように鯖の薄皮を手で剥いてから食べましょう。
おすすめの食べ方
- 糠を取り水洗いして水気を取りそのまま刺身で食べる
- 糠を取りグリルで焼いて食べる
- 糠を取り切り身にしてお茶漬けにして食べる
そのまま食べるときは、わさび醤油やレモンなどを絞るとさっぱりとした口当たりになるそうです。
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鯖のへしこは乳酸菌と必須脂肪酸が豊富!
鯖のへしこを作る過程で自然にプラスされる乳酸菌は植物性乳酸菌です。漬物などと一緒です。
また、鯖は青魚のなかで栄養価が特に優れているそうです。美味しくて栄養豊富だけど難点は痛みやすいこと^^;
人の体内で作れないDHAやEPAを多く含んでいるので高い健康効果が期待できる魚と言えます。
植物性乳酸菌
植物性乳酸菌は、比較的、過酷な環境で育つので強いのが特徴になります。
だから、胃の中に入っても胃酸に負けず多くが腸まで届いてくれるので、腸で力を発揮してくれます。
また、腸で悪玉菌の増殖を抑え、ビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれるので便秘を改善するなどの効果があるんです。
- 腸内環境を整えてくれる
- 免疫力を高め病気予防してくれる
- 花粉症などのアレルギーを抑えてくれる
- コレステロール値を下げてくれる
- 美肌効果が期待でいる
- 貧血を予防してくれる
免疫機能の6割近くは腸なので腸に働く植物性乳酸菌はとても大事な成分です。
不飽和脂肪酸
DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、人の体に必要だけど体内で作れません。なので、食べ物から取るしかない脂質です。
不足すると、脳や神経、皮膚に異常が現れたりします。逆に言うと、充分取っていればこれらの異常はなくなり血液をサラサラにするので生活習慣病を予防してくれることになります。
- 記憶力や判断力を向上させてくれる
- アルツハイマー型認知症に効果が期待されている
- 血流を改善するので動脈硬化を防いでくれる
- 視力を回復してくれる
- アレルギー予防
などの効果があります。
最後に
鯖のへしこは健康食品と言えると思います。
今はネットで購入することが出来るので気になる人は買って食べてみると良いと思います。
本場、福井の人は各家庭で大きな樽で作っているそうです。もし作ってみたいなら、クックパッドを覗いてみるとレシピが載ってますよ^^
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たまにテレビで取り上げられる伝統食のさしこについて書いてみました^^