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有名な解熱鎮痛剤に、ロキソニンやアスピリン、イブプロフェンなどがあります。
このなかでもロキソニンは、2011年にOTC医薬品のロキソニンSとして市販され解熱鎮痛剤では比較的新しい薬ですが人気です。
OTC医薬品ということもあり、病院で処方されるロキソプロフェンナトリウムとほぼ同じなので安心感さえあります。
おそらくお世話になっている人も多いと思います^^
気をつけたいのは、解熱鎮痛剤を飲み続けると胃の機能を下げたり粘膜が胃酸で溶けて胃炎になったり、ひどい場合は胃潰瘍や胃がんになる可能性もあることです。
病院で解熱鎮痛剤や風邪薬と一緒に胃薬が処方されるのは、この副作用を軽減するためだそうです。
さらに、他にも重大な副作用があることが判明し「使用上の注意」に追記することになったそうです。それがこちら↓
医薬品医療機器総合機構によると、国内で症例が集積したことなどを踏まえ、改訂することが適切と判断。使用上の注意の「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の潰瘍に伴い、狭窄・閉塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、悪心・嘔吐、腹痛、腹部膨満等の症状が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う」などと追記するよう求めている。引用:ヤフー
それと、もうひとつ気をつけたいのが・・・
解熱鎮痛剤のロキソニンと飲み合わせが悪いものがあるということ!
ありがちなものを3つ紹介します。
1 総合感冒薬(風邪薬)
まず、一つ目が風邪薬です。
総合感冒薬の中には解熱鎮痛成分が含まれています。同じ成分なので副作用も同じです。
だから副作用を強める飲み合わせになるんです。
最悪の場合、胃炎を通り越して胃潰瘍になる可能性もありますから気をつけましょう^^;
2 栄養ドリンク
次に、注意したいのがドリンク剤です。
解熱鎮痛剤を飲むと言うことは、おそらく熱を下げたいとか頭痛を治したいからだと思います。
早く治ると思って栄養ドリンクを一緒に飲むひとが多いのですが・・・
栄養ドリンクの多くにアルコールやカフェインが入っています。
これが解熱鎮痛剤の副作用を出しやすくします。
カフェインはPMSの症状や頭痛を悪化させることが知られています。
そしてカフェインの摂取量によっては、胃や十二指腸を荒らします。これも解熱鎮痛剤の副作用と一緒です。
どうしても栄養ドリンクを飲みたいならアルコールとカフェインの入っていない物を選ぶことです。
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☆アルコールとカフェインが入ってない栄養ドリンク☆
3 クラビット
最後にクラビットという炎症を抑える薬です。
細菌による感染症の治療に使用される処方箋がクラビットです。ニューキノロン系の抗生物質で、のどの炎症を抑えるために処方されたりします。
と、言うことは風邪の症状によっては処方される薬になります。
解熱鎮痛剤のロキソニンと併用して、痙攣を起こしたという報告があるそうです。
なので、一緒に飲まない方がいいと言われてたりしますが、特に神経質になる必要はないとも言われています。
でも念のため、高齢者やてんかん等の持病がある人は注意した方が良さそうです。
ロキソニンの副作用
ロキソニンは、胃部不快感や胃炎、胃潰瘍などと頭痛が主な副作用と言われていますが、他にもあります。
それが・・・、
- 嘔吐や食欲不振
- 浮腫やむくみ
- 発疹やじんましん
- 眠気や発熱
などがそうです。それと、最近あきらかになったのが小腸や大腸の潰瘍に伴う狭窄や閉塞です。
胃のために空腹時は飲むのを避けたいですが、どうしても飲まなくてはならないときは牛乳で飲むといいと言われています。
牛乳の脂質やタンパク質が胃の粘膜を保護してくれるからだそうです。もし、牛乳も無いときは大量の水で飲みましょう。少しは違うそうです。
最後に
ロキソニンに頼らないに越したことはありません。
何の薬でも、できれば飲まない方がいいんです。
普段からすぐ薬を飲む人は、効きも悪くなるといいます。薬よりも充分な栄養と睡眠を取り、しっかり静養するようにしましょう。
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抗酸化物質が豊富な野菜や果物を毎日食べれば風邪もひきにくくなりますよ^^