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「百日咳?子供の病気でしょ?」なんて思ってたら大人が発症するケースが最近多いんですって^^;
ヤフーなんかでもニュースになるくらいだから余程のことだと思います。で、百日咳ですが風邪の症状とほとんど変わらないから厄介なんです。
だから、見過ごしちゃって自然に治っちゃう人も居るんだとか。検査してもすぐに判らないし突き止めるために再検査なんてこともあるんですよ。
咳の症状で「ん?これ風邪じゃないかも」と疑い病院に行く人が多いらしく、でも病院ではマイコプラズマ肺炎だとか気管支炎と診断されることが多いほど百日咳の診断は難しいんですって^^;(最近、流行ってるので真っ先に疑われるかも)
まぁそれより、何の病気でも子供や赤ちゃんにうつしてしまったら大変なので怪しいならマスクをして感染を防ぐのが先決だと思います。万が一、子供たちにうつしてしまって重症化しちゃったら大変ですからね。
微熱で辛い咳が1週間続くようなら病院に行きましょう!咳と痰がサインです。
百日咳ってどんな病気?症状は?
では、百日咳について触れてみます。
百日咳は、痙攣性の咳発作が特徴の急性呼吸器感染症です。昔から子供の病気として有名でした。昭和20年代にワクチンが開発されるまでは年間10万人以上が発症し約10%の人が死亡した感染症です。
今では皆さんもよく知っている三種混合や四種混合ワクチンの接種で百日咳にかかる人は減っています。でも何故か最近は大人の感染が騒がれていますよね?これどういうことかというと…
赤ちゃんの頃やったワクチンの効果がなくなってしまうからなんですね。
で、症状ですが、まず微熱、鼻水、咳(カタル期:約2週間)から始まり、百日咳特有の辛い連続した咳と痰と呼吸のしずらさ(けいがい期:2~3週間)となり、その後だんだん症状が治まってきます。これが回復期で3週間以上経ったころです。
- 微熱、鼻水、咳、痰
- 微熱、連続した辛い咳や痰、呼吸困難
稀に辛い咳とともに嘔吐する人もいます。完全に回復するまでに2~3か月かかる厄介な病気です。大人の場合、発作性の咳までいかず軽い咳が長期化する症状の場合もあるそうです。
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赤ちゃんや子供が感染したら
大人だって辛い百日咳を子供や赤ちゃんがかかってしまったら…
考えるだけで恐ろしいですよね?そのとおりです。
特に赤ちゃんは母親からの免疫が期待できないと言われています。だから、生まれたばかりの赤ちゃんは百日咳に感染する可能性が高いそうです。しかも、1歳以下の乳児は死に至るケースもあるんです。さらに生まれて半年くらいだと、その危険性はもっと高くなります。
また、ワクチンを接種してない小さな子供が感染し発病すると重症化する危険性があるので気を付けましょう。なので予防接種は大事です!対象年齢になったら必ず受けましょう。
百日咳の感染経路は?
さて、もうひとつ気になるのが、感染経路です。
百日咳は、百日咳を患っている人からの感染になります。なので怪しい咳をしてる人の近くには寄らない!これが大事です。
感染者の咳で口から発射されるツバには特に注意が必要で、思った以上の飛距離です。それと接触感染にも気を付けましょう。
- 飛沫感染・・・感染者の咳による浮遊した唾で感染
- 接触感染・・・感染者との接触や嘔吐物等で感染
感染したら百日咳菌を3週間くらい持ってると思っておきましょう。
百日咳から身を守る予防法
これワクチン接種が一番の予防です。子供は対象年齢になると予防接種が受けられますから忘れず対象年齢になったら早めに受けましょう。
- 四種混合ワクチン・・・ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ
- 三種混合ワクチン・・・ジフテリア、百日咳、破傷風
また、日常的な予防も大切です。外出するときはマスクを着用し人混みは避けたり、帰ってきたらうがいと手洗いの徹底する!これだけでも全然違いますよ^^
最後に
いかがでしたか?
最近、大人が感染している百日咳ですが、感染した大人よりそこからさらに感染した子供や赤ちゃんが大変なことになります。
もし怪しい咳が続くようならマスクは必須です。感染力が高いのでうつさないようにしましょう。
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子供にうつしてしまったら後味が悪いですけらね^^;