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中国産のにんにくはかなり安いです。スーパーで中国産と青森産が並んで売られていますが、日本産の価格は中国産に比べ倍どころか3倍以上!
比較すると歴然の差です。日本のにんにくの約8割は青森県ですが、この青森産のにんにくは、はっきり言って高すぎます。
中国産のにんにくが3個100円なのに青森産は1個298円なんてザラです。ネット売りのものは○千円もしちゃいます。
それでも、最近は中国の土壌汚染やら食品管理のずさんさで安全な日本産を選ぶ人が多いと思います。ちなみに、私もその一人です。
何年か前までは、はっきり言ってそれほど気にしてなかったけど、冷凍餃子事件や期限切れの鶏肉事件など悪いニュースばかり見るもんだから中国産と聞くだけで安全?と思ってしまいます。
しかし、はっきり何が体に悪いのかどれほど汚染されているのか?あやふやです。なので、調べてみました。
中国の土壌汚染は深刻
まずは、土壌汚染です。農作物を育てるうえで一番重要なのが土です。土から栄養をもらって育つのだから当たり前ですよね。中国ではその土が汚染されています。
農薬の害は、意図的に使うから出ますが、それ以前の問題です。
中国産のにんにくなどの農産物は、汚染水で作られているものがあると言われてたりしますが、それ以上に怖いのが汚染された農地で作られていることです。
中国の農地の汚染は、日本の数十倍と言われてます!
日本でも社会問題になった四大公害病のひとつイタイイタイ病。その原因になったのカドミウムです。中国の土壌は、まさにそのカドミウムやヒ素で汚染されてると言うのです。
カドミウムに関しては、基準値の40倍から50倍も検出されたと言うのですからヤバイを通り越して危険とさえ言えます。
ちなみに、今、中国ではカドミウムが原因のイタイイタイ病が各地で蔓延しているそうです。過去の日本と同じ状況です。
他にも、これまで国家秘密とされてきた中国の土壌汚染の範囲について中国の政府高官が農地の5分の1近くが汚染されているという報告書を公表しました。
その汚染物質が重金属のカドミウム、ニッケル、ヒ素だったのです。つまり、中国産の野菜に安全なものは少ないと言うことです。
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中国で使われている農薬も危険
次に、農薬について調べてみました。
中国から輸入される生野菜の半数から、猛毒で発がん性がある有機リン系殺虫剤のメタミドホスなどが高濃度で検出されたようです。
これは、ニュースでも取り上げられたので知ってる人も多いんじゃないでしょうか?
他にも、たけのこ、生姜、らっきょう、レンコン、乾燥しいたけ、きくらげ、大根、なす、マッシュルームなどあらゆる野菜から漂白剤や二酸化硫黄などが検出されてるそうです。
二酸化硫黄は防腐剤に使われてるものです。これらは、漂白や酸化防止のために使われるらしいですが、呼吸器系に悪い影響を及ぼします。
にんじんからは、殺菌剤のトリアジメノールや殺虫剤のアセフェートといった残留農薬が検出されました。
これらが体内に入ると、気管支障害やアレルギーの異常反応などを引き起こす可能性があると言うのです。
日本では有り得ないことです。日本では禁止されてるものを使っているんですからホントに理解に苦しみます。
にんにくだけじゃなく他の農産物すべて汚染されている可能性があるんです。安いからと言っても、やはり買うのをためらいますよね。
最後に
ちなみに、中国の公害は特に東部の揚江、南部の珠江、東北部の旧工業地帯で深刻らしいです。
もちろんその地域で栽培されたものも日本に入ってきている可能性はあります。全部が全部そうじゃないかもしれませんが、生産者が見えないだけに安心できません。
日本は高度成長期の1950年代から60年代にかけて、環境汚染がひどく公害病を経験しました。そのとき四大公害病の水俣病、イタイイタイ病、カネミ油症、四日市ぜん息の被害が多く出たことで学び今の食の安全があるのです。
中国は、そのころの日本と同じ状況です。今、中国も深刻な被害が出ているのでこれから改善されることを願います。
今回調べたところでは、やはり中国産の農産物は体に悪いんじゃないかという結果になります。
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ということで、食材を選ぶときは産地を確認しましょう。特に、小さいお子さんがいる家庭では注意する必要があるかもしれません。